論理回路をトランジスタで作ろう2
この記事の目的
NOT回路を前回紹介したのですが、改良しましたので紹介します。
どこが悪かったのか?
前回の回路(下図参照)は1石でNOT回路を作ったのですが、ブレッドボード上で動かしてみると少し出力のLEDの暗く、電圧が信号用として使うのには不十分でした。
電圧が低かった原因は、この回路だとコレクタの前に抵抗があるため、OUTPUTにかかる電圧が低くなってしまいます。
この場合だと1kΩと330Ωなので1.2Vくらいの出力です。
今回のNOT回路
そこで今回は、前回OUTPUTだった部分をトランジスタのベース電流にして信号を増幅しました。(下図参照)
この回路図での出力はコレクタに抵抗が付いていないので出力は5Vあります。
終わりに
やはり回路の計算は大事ですね。前回のガバガバ設計だと組み合わせたときに途中でうまく動作しなくなってくるはずなので早めにしっかり計算しといて正解でした。AND回路やOR回路も実は抵抗値とか少し変えてて一番出力で高い電圧が出るようにしてます。ぜひ計算しましょう。
次の記事ではXOR回路について説明しようと思います。
楽しみにしててね。
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